トマールとその修道院
写真: António Sacchetti
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トマールとその修道院/
トマールとその修道院
場所: Tomar

ポルトガル最大にして最高の価値を誇るルネッサンス様式の傑作は、テンプル騎士団ゆかりの町にある-キリスト修道院(Convento de Cristo)だ。

この修道院の中で一番古い建物は、シャロラ(Charola)(ロトゥンダ(Rotunda))で、12世紀末のものです。その起源はシリアにありますが、時代とともにさまざまな変更が加えられ、ついにはマヌエル様式の傑作となるにいたりました。そのために、この修道院はユネスコ(UNESCO)の世界遺産に登録されています。マヌエル1世(Manuel I)の時代に、シャロラは教会の内陣にあわせて改築されました。一方が開口部となっており、見事なルネッサンス様式の入り口を形作っています。そこには聖母マリアの戴冠が表されています。しかし、このキリスト修道院を訪れる者にとって真の至宝とも言うべきものは、教会参事会の間(Sala do Capítulo)にある、かの有名なマヌエル様式の窓(Janela Manuelina)でしょう。

修道院の周囲は、セテ・モンテス森林公園(Mata Nacional dos Sete Montes)となっています。明るく開けた部分と、深い木立の間を細い小道がくねくねと続く部分がある、後期ロマン主義庭園の好例です。また、森の中には17世紀の建築遺跡と、新たに作られたウオーキングコースもあります。トマール(Tomar)を訪れたら、テンプル騎士団の城(Castelo dos Templários)を忘れるわけにはいかないでしょう。この城はテンプル騎士団軍の本拠地であり、12世紀の軍事建築の好例となっています。

トマールの町には、キリスト教徒によるレコンキスタの戦いの証拠のほかにも、町のシナゴーグ(Sinagoga de Tomar)に興味深いユダヤ人文化の跡を見ることもできます。今日そこは、アブラアオン・ザクト・ポルトガル‐ユダヤ博物館(Museu Luso-Hebraico de Abraão Zacuto)の本部となっています。

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