ポルトガル北部地方:バロック様式のルート
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バロック様式の伝来により、ポルトガルの建築様式が御影石から芸術的な装飾や金泥細工、白と青の2色で彩られた絵タイルへと移行した。
18世紀のシンボルであるバロック芸術は、ポルトガルではその独特の異国情緒のために、他の国々とはまったく異なるものになりました。当時の大いなる経済的繁栄の恩恵を受けて、ポルトガルの宮殿や教会、修道院には、その全面に動きと色彩がふんだんに織り込まれたのです。
ポルト(Porte)には、決して見逃してはならないポルトガルの代表的なバロック様式の建造物がいくつかあります。その中でも代表的なものは、クレリゴスの塔(Torre dos Clérigos)とサン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco)です。
ポルトの北方、ポルトガルの宗教上の首都であるブラガ(Braga)の郊外には、ボン・ジェズス聖堂(Santuário do Bom Jesus)とティバインス修道院(Mosteiro de Tibães)があり、これらも訪れてみる価値があります。
ドウロ(Douro)渓谷を下る際には、是非とも途中で忘れ難いほどすばらしいボートトリップに参加して、ドウロ川を上流へと遡ってみてください。傾斜した丘の中腹いっぱいに広がるブドウの段々畑にきっと驚嘆するはずです。そしてペーゾ・ダ・レグア(Peso da Régua)に到着したら、ポートワイン・インスティテュート(Port Wine Institute)を訪れて、この世界的に有名なワインをいくつか試飲してみてください。
ヴィラ・レアル(Vila Real)の近くには、マテウス・ロゼ(Mateus Rosé)のワインボトルのラベルに描かれていることから世界中に知られている宮殿、カーザ・デ・マテウス(Casa de Mateus)があります。
ラメーゴ(Lamego)にある救済の聖母教会(Santuário de Nossa Senhora dos Remédios)の御影石を使った建築と、シトー修道会の厳粛さと市の郊外にあるタロウカ修道院(Mosteiro de Tarouca)の祭壇画に見られる激しい動きと色彩のコントラストはいずれも、訪れた人の脳裏に永遠に焼き付いて離れないでしょう。