リニャレス・ダ・ベイラ
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リニャレス・ダ・ベイラ/
リニャレス・ダ・ベイラ
場所: Linhares
写真: Sebastião da Fonseca

エストレラ山脈(Serra da Estrela)の西麓に位置するリニャレス・ダ・ベイラの堂々たる城にそびえる塔は、はるか彼方からでも望むことができる。

緑の草原、豊かな水、山々にいだかれた土地。ポルトガル人の祖であるイベリア民族、ルジタニア人が、ここに居を定めたのも不思議ではありません。

この地からは四方すべてを視界におさめることができるため、それを知った西ゴート族、のちにはイスラム教徒が、ここに定住しました。リニャレス(Linhares)はアフォンソ・エンリケスの治世下にポルトガル領となり、1169年に最初の勅令が発せられました。

ところが1189年の新月の夜、戦略的要地にもかかわらずレオン/カスティーリャ王国の軍隊が、セロリコの城を攻撃しようとこの地方に攻め入りました。すぐさまリニャレスは防戦し、敵軍は背後を包囲されたと知るや退散しました。村の紋章にきざまれた三日月と5つの星は、いにしえのこの新月の夜をしのんだものです。

ロマネスク様式をもととする主教会(igreja matriz)は必見です。内部には、ポルトガルの巨匠、ヴァスコ・フェルナンデス(グラン・バスコ)の手になる3枚の傑作があります。

村のなかにある小さな石の高座は、中世の集会場の貴重な名残です。ここから民に向けて、共同体のさまざまな決定が発表されました。

土地の標高と気候が理想的な条件となり、この歴史的な村はパラグライダーに格好の地でもあり、毎年8月にはオープン選手権が開催されています。

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