自然と冒険、歴史と伝統、それとコントラストを見せる新しさのシンボル、すべてがこの地に詰まっている。
まずはコインブラ(Coimbra)から。その魅力と新しさ、学生たちによってもたらされるコスモポリタニズムによって、ポルトガルでも重要な町の1つとなっています。
ポルトガルの文化首都をもって任じるコインブラは、5万人以上の学生たちが暮らす若者の町です。彼らの日々の暮らしで、町には活気がみなぎっています。
大学の第2ポール(Polo II da Universidade)が、国際的な新進建築家によって設計された、新しい町の中心を示しています。もちろん、歴史ある大学とのつながりは、そのまま変わらず着想の土台となっています。情報技術・電子工学部(Departamento de Informática e Electrônica)の巨大な階段(ゴンサロ・ビルネ(Gonçalo Byrne)とマヌエル・アイレス・マテウス(Manuel Aires Mateus)による設計)は、かつての大階段(Escadas Monumentais)から着想したものです。
大学学生寮(Residência Universitária)(マヌエル・ロシャ・デ・アイレス・マテウス(Manuel Rocha de Aires Mateus)による設計)の素材のコントラストや、学生食堂(Cantina)の透明感は、そのフォームと光の効果によって、町の新しい一面をよく表しています。
川沿いの風景にも、新たなものが登場しています。ヴェルデ公園(Parque Verde)では、シザ・ヴィエイラ(Siza Vieira)とソウト・モウラ(Souto Moura)による巧みな空間設計がうかがえます。また、ポルトガル・センター・パヴィリオン(Pavilhão Centro de Portugal)は、主にコルク仕上げとなっています。
それだけではありません。モンテモール・オ・ヴェーリョ(Montemor-o-Velho)のティ・ハウス(Casa de Chá)は、建築家ジョアン・メンデス・リベイロ(João Mendes Ribeiro)の作品です。
さらにもう少し現代のランドマークを探してみましょう。フィゲイラ・ダ・フォス(Figueira da Foz)のパフォーミング・アーツ・センター(Centro de Artes e Espectáculos)は、建築家ルイス・マルサル・グリロ(Luís Marçal Grilo)の代表作の1つです。でも、ここに挙げたのはほんの一例にすぎません。ぜひ、実際に来て、その目で確かめてください。