リスボン(Lisboa)に近く、1年中穏やかな気候に恵まれ、にぎやかでおしゃれなムードがただよう。王侯貴族の別荘地として名高いエストリルの海岸(Costa do Estoril)は、「ポルトガルのリヴィエラ」(“Riviera Portuguesa”)である。
さらさらの白い砂のビーチが、テージョ川(Rio Tejo)河口からカスカイス(Cascais)まで、海岸に沿って続いています。テージョ川が大西洋と出会う地点、カルカヴェロス(Carcavelos)は、この付近で最大のビーチです。ここの波は、サーフィンには最高です。タマリス(Tamariz)のビーチは、エストリル・カジノ(Estoril Casino)の庭園の先に広がる、最高にエレガントなビーチです。
1920年代、エストリルの駅にはパリ発の特急列車シュド・エクスプレス(Sud Express)が停車し、癒しと娯楽の安全な避難場所を求めるヨーロッパの王侯貴族や億万長者をこの地に運んできました。宮殿のような別荘や、あたりにただようはなやかな雰囲気に、その名残が感じられます。
もともと漁港だったカスカイスは、ポルトガル最後の国王の在位により、優雅な海辺のリゾート地へと変わりました。石畳の街路、しゃれたホテルやレストランが、湾にヨットがうかぶ風景とあいまって、たいへん魅力的な雰囲気をかもしだしています。
海辺のレストランが軒を連ねる先には、シントラ(Sintra)の丘に囲まれるように、すばらしい景観を誇るギンショ(Guincho)の浜があります。あたりの波は荒々しく、ポルトガルでもサーフィンやウインドサーフィンに格好の場所となっています。