文化
/
ポルトガルは1143年に独立し、その国境は何世紀にもわたって変わっていない。しかしその歴史の中で大きな役割を果たしているのは海である。
ヨーロッパの最西端に位置し長い海岸線を持つポルトガルの人々は、常に危険を冒してでも海を渡りたいという気持ちに駆られており、ヨーロッパ人で最初にインド、ブラジル、そして日本にたどり着いたのはポルトガル人でした。
これらの出来事は、ポルトガルの最も特徴的なマヌエル様式のモニュメントのいくつかに記録されています。バターリャ(Batalha)またはトマール(Tomar)の修道院を訪れるか、あるいはキリストの修道院(Convento de Cristo)の有名な窓に目をやって、石碑に刻まれたポルトガルと海との関係の実像を見てください。
そうした関係は今日でもまだ続いており、20世紀最後の万博会場となった国際公園(Parque das Nações)は、まさにそのテーマに向けて造られたものです。そこではポルトガルの現代建築の典型的な例をいくつか見ることができ、中でも最も顕著なのがアルヴァロ・シザ・ヴィエイラ(Álvaro Siza Vieira)およびソート・モーラ(Souto Moura)によって設計された建物です。
ポルトガルの建築様式のもう1つの際立った特徴は、国内全域の壁で見ることができる、アズレージョと呼ばれる有名な装飾タイルです。もしリスボンの地下鉄の駅を利用する機会があったら、周りを注意深く見回して、ポルトガルの最も優れた現代芸術家たちがどのようにタイルを利用して駅を装飾しているかを見てください。
しかしそれだけにとどまらず、海もポルトガル国民の精神に強い影響を与えています。ポルトガル国民は時として、説明しがたい憂鬱感に襲われるがままになるときがあります。これはサウダーデと呼ばれているノスタルジックな悲しみで、ポルトガル人独特の特徴です。ポルトガル人は、ちょうど幸せを感じているときにその喜びを歌にするのと同様に、そうした悲しみをファド(Fado)の中で歌っています。
マリーザ(Mariza)やマドレデウス(Madredeus)の音楽に耳を傾けてみてください。彼女たちはポルトガル人の精神について他の誰よりもうまく歌っており、彼女たちの音楽は明らかにポルトガルのものです。
是非一度ポルトガルに来て、私たちのことをもっとよく知ってください。きっと驚くことでしょう。
モデルプラン
/