アソーレス諸島
ユネスコにより世界生物圏保護区に指定されているコルヴォ (Corvo) は、フローレス島とともに、アソーレス諸島の西部グループを構成しています。その起源は火山です。そして9 つの島の中で最も小さく、面積はわずか 17.1km2 です。コルヴォ島とフローレス島 (Flores) は 1452 年前後にポルトガル人探検家ディオゴ・テイヴェ (Diogo Teive) により同時に発見されました。そして当初はとインスラ・コルヴィと呼ばれていました。
テルセイラ島は、グラシオーザ (Graciosa)、サン・ジョルジェ (São Jorge)、ピコ (Pico)、ファイアル (Faial) などの島々と並んで、アソーレス諸島の主な入り口の1つであり、この群島の中央部分を構成しています。その名前から分かるとおり、ここは群島の3番目に発見された島です。とはいえ、最初はイエス・キリスト島と呼ばれました。15 世紀に人々の入植が始まり、それ以降着実に発展しました。それには地理的位置が大きく寄与しています。
サンタ・マリア島はサン・ミゲル島と共にアソーレス諸島の東部グループに属し、サン・ミゲル島から 81km の距離にあります。緑の草原、伝統的な文化、白塗りの家の煙突、暗い黄土色の大地、黄金色のビーチに紺碧の海が、サンタ・マリア島をこの群島の他の島々とは違う趣の島にしています。この島はアソーレス諸島で最東南の位置にあり、その気候は暖かく乾燥しているため、この島の土地は非常に乾燥しており、植物は黄色みがかって乾燥しています。
ファイアル (Faial) 島はアソーレス諸島の中部にあります。サン・ジョルジェ (São Jorge) 島、その隣のピコ島 (Ilha do Pico) とともにいわゆる「三角形の海域」を形成しています。これらの島は、約8kmの幅を持つ狭い海の入り江であるファイアル海峡 (Canal do Faial) によって分けられています。 この島の面積は約172km2、全長21kmで、最大幅は14kmです。