ポルトと北部地方


アルト・ミーニョとトラス・オス・モンテスの中間、ポルトガル北東の端に位置するペネダ・ジェレス国立公園 (Parque Natural da Peneda Gerês) は、ポルトガルで保護地区に指定されている唯一の国立公園です。

海にほど近いリマ川[Lima]の入り江にあるヴィアナ・ド・カステロは海に関連した活動において、歴史的に重要な場所として認識されています。特に15~16世紀にかけてポルトガルの発見、またタラの主要な漁場として今でも名を残しています。全体としてとてもアクセシブルな街で、安定、安全かつ快適なルートが用意されているので、すべての観光客にご利用いただけます。

ジオパークとは、ヨーロピアン・ネットワークやユネスコのグローバル・ジオパーク・ネットワークなどにより認定された、非常に重要な地球の自然遺産を展示する公園です。その目的は、自然環境の保護、持続可能な開発のための教育、および観光です。

ポルトとポルトガル北部地方は、この国の建設が始まった場所であり、人々の素直で純粋な性格ともてなしの伝統で知られています。その特徴の中でも、地域の素晴しいワインとともに食する豊かな料理が有名です。この地域の料理は自然の素材を利用したものです。この地域の肥沃な草原のおかげで誕生したキャベツ・スープであるカルド・ヴェルデ (caldo verde) は国中で親しまれています。