マデイラ諸島
海はポルトガルへ辿り着く自然の道で、この探検者たちの国の歴史について深く知るためにふさわしい出発点です。大西洋経由で西に向かう場合でも、地中海から南に向かう場合でも、世界中の船がこの地にドック入りします。また、マディラ諸島とアソーレス諸島にも寄港します。ポルトガルは長い歴史と数百年を経た文化を持つ国です。そして、ヨーロッパとアメリカ大陸が交差するこの場所で、あなたをお迎えします。
イア・エアースボはポルトガルの歴史と地形について漠然としか分かっていませんでした。リスボンに行ったことはありましたが、その街については古く、美しい都市で興味深い細かな物事がたくさんあり、天気が良く、人も良いと記憶していました。マデイラについては大西洋の島であり、緑の山々と亜熱帯気候の、有名な強化ワインが生産されている地だというイメージでした。今回のマデイラ訪問は視覚的なインスピレーションの源となり、また、とても楽しい味わいの旅となりました。
20年前に訪れた記憶とともにマデイラに戻って来ると、驚きの再発見がありました。覚えていた傾斜の急な道、上り坂に下り坂、曲がりくねった道や曲がり角はスケッチャーにとっての新たな景色として現れ、牧歌的な風景のこの地に新たな意味を与えてくれました。この島は世界地図上では小さな点にすぎませんが、ケッタがその風景を描くとき、彼女の目にはとてつもなく大きなものとして映っていました。
マデイラでのスケッチツアーはこの島を訪れる人にとって欠かせない三つのテーマ世界遺産、自然、そして料理にそって作られています。これらのテーマはデンマークから来たイア・エアースボ、ポルトガル人のケッタ・リンハスの二人のアーバンスケッチャーズのスケッチに映し出されています。マデイラ諸島の景色はほとんどを海の青と自然の緑が占めています。