Geopark Terras de Cavaleiros
保護区
騎士の地世界ジオパーク (ジオパーク:貴重な地質遺産を含む自然公園)(GGTC)は、自治体マセド・デ・カヴァレイロス(Macedo de Cavaleiros)全域に及び、北東トランスモンタノ(Nordeste Transmontano)地域のまさに心臓部と言える地区の約700平方キロメートルをカバーしています。
この広大な土地のほとんどはナチュラ2000ネットワーク(EUの自然保護区ネットワーク)に含まれ、科学的観察に値するジオサイトがここでは42特定されています。これらのジオサイトは、4億年以上も遡る歴史の証拠を提出しているのです。これらの重要な地質学的遺産に加えて、ここは独特な動植物種を含む素晴らしい生物多様性を持つ地区でもあります。建築遺産も広範囲に亘り、教会や礼拝堂(チャペル)、至聖所(サンクチュアリ)、橋、さらし台、十字架、美術館/博物館、そして荘園領主の邸宅(マナー・ハウス)があります。
このジオパークを探検したいと思う来園者には、短いルート(Pequenas Rotas;PR)と考えられている、24のえり抜きの道標付き自然歩道があります。これらの歩道は延べ約180キロメートルをカバーし、この地区と、そこにあるアルブフェイラ・ド・ アジボ保護地形(Paisagem Protegida da Albufeira do Azibo)等の素晴らしい自然美を持つサイトの文化と伝統について知る機会を与えてくれます。セラ・ダ・ノゲイラ( Serra da Nogueira)とセラ・ド・ボルネス(Serra de Bornes)の2つの高地の間にあり、バード・ウォッチングや、マウンテン・バイク、カヌー、カヤック、イカダ乗り等の活動には最良の条件となっています。またここにはリベイラ・リバー・ビーチ(Praia fluvial da Ribeira)もあります。2012年、このビーチはポルトガルの天下7つの奇観投票で、その1つ(ビーチ部門)に選ばれました。
この地区の文化的アイデンティティー(個性)は、その伝統、言い伝え、フォーク音楽、豊富な料理法、土地の農産物、またここに住む人々の記憶と文化的イベントの中に明瞭に見ることができます。ポデンセ(地名)のカレトス(衣装を着けお面を被った若者たち)(Caretos de Podence)やサルセラス(地名)のパウリテイロス(Pauliteiros de Salselas)のような偶像的人物たち、そしてカブの葉の祭り(Festival Gastronómico do Grelo)、イノシシ料理試演(Rota Gastronómica do Javali)、伝統的なカーニバルの祭典(Entrudo Chocalheiro)等のイベントはこの地区で行われている活動の古風で趣きのある特質を示しており、この地区が与えることのできる最良のものを呈示してくれています。
Rua Eng.Moura Pegado; R/C Centro Cultural
5340-302 Macedo de Cavaleiros
Tel.: +351 278 428 101/ 917 859 608