ポルトと北部地方
ポルト (Porto) にちょっと立ち寄りたい方には、お勧めの名所がいくつかあります。多くの観光客は口を揃えてこういいます。この都市にはうまく説明できない神秘的な何かがある。そしてそれは、訪れる場所、1日のうちの時間、明るさなどで変化するというのです。 それが何であれ、その都市の親切でのんきな気質で知られる人々、ドウロ川と両側の土手に連なる名所、橋やモニュメント、タイル、花々が咲き誇るバルコニー、ショッピング街などが関係しているのは間違いありません。
ポルトガルは、グルメとスイーツにあふれる国です。これはまさに、テーブルに付いている人達に提供し喜ばせるルシタニア人の特性です。 まごころのこもった食事の総仕上げの印象を与えるか、真昼の休憩に彩りをもたらす数多くの伝統的なケーキとスイーツのなかで、ポルトガル人を一つにするごちそうがあります。そう、それがパン・デゥ・ロー(Pão-de-Ló)です。
壁画は、ポルトガルの歴史とアイデンティティを真に映し出す芸術的表現です。全国で展示される各壁画は、1974年4月25日の革命について、芸術を通して知り、文化遺産や観光遺産を探求する機会を訪問者に提供します。都市芸術は常に時代を映し出す鏡であり、4月25日の革命50周年のお祝いを機に、都市は歴史を記憶し、祝福する新たな色彩が加わります。かつて革命期の壁画が獲得した自由を称えるものであったとすれば、今日でも過去と現在を繋ぐ力強い芸術的表現であり続けています。
ドウロ (Douro) 渓谷はその景観が見せる美しさと素晴しさゆえに、あっさり「魅惑の渓谷」と呼ばれても当然かもしれません。川が海に流れ込み、ドウロワイン(テーブルワインとポートワイン)が丘陵の中腹で生産、消費されるポルト (Porto) から出発すると、さまざまな方法で世界遺産に登録されたこの文化的景観を知ることができます。車で、電車で、クルーズ船での観光はもちろん、ヘリコプターを使った観光もできます。



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