遺跡

サン・ペドロ・デ・ペナフェリム教会（Igreja de São Pedro de Penaferrim）
サン・ペドロ・デ・ペナフェリム教会は、ドン・アルヴァロ・デ・カストロ（Dom Álvaro de Castro）の命によって、中世の教会があった場所に16世紀に再建された建物です。

単身廊を備えたこの教会の壁面を覆う、ブルーとホワイトが色鮮やかなアズレージョは、一見の価値があります。このアズレージョは、18世紀前半にリスボンの工房で制作されたもので、聖ペドロの生涯の数場面が描かれています。また、ゴシック様式の15世紀の聖ペドロの彫像や、17世紀後半に作られた作品で、東洋の影響を受けたポルトガルの象牙彫刻作品のキリスト像も見応えがあります。

そして、バロック様式の入り口には、サン・ペドロ教会に華やかな装飾を施すための作業のほとんどを指揮した、ドン・トマス・デ・アルメイダ（Dom Tomás de Almeida）大司教の紋章が飾られています。