ルイス・フラスコにとってポルトガルスケッチツアーはポルトガルの持つ特別さ、ユニークさ、本物の価値を伝える素晴らしい機会となりました。ポルトガルを紹介したり、外国のスケッチャーを迎えたりを楽しんでいました。また、こうした組み合わせは、他のスケッチの技術を共有したり、知ることへの興味関心や、新たな場所を訪れるといったスケッチャーコミュニティの精神とぴったりと調和していたのです。

私にとって全く新しい環境 - ゴルフ - と触れる可能性をスケッチツアーに付加するなら、そしてこうした牧歌的な、それでいて多様な姿を見せる「緑」に囲まれて暮らしているならば、私はこれは「一生に一度のチャンス！」だといえます。

ルイス・フラスコ (Luís Frasco)
リスボンで生まれ、オエイラス [Oeiras] で育った彼は、27歳の時にリスボンで働きながらアルフラジデ [Alfragide]/カルナシデ [Carnaxide] で暮らすようになりました。
彼はとても幼い頃から絵を描き始めましたが、漫画の連載をする夢を建築のトレーニングへと変えることとなりました。つまり、絵を描くことは実用的なものとして、建築設計を生み出すツールへと変わっていきました。30年を経たのち、最近になって再び日常的に絵を描くようになり、描くことの喜びを取り戻しました。いくつかイラストレーション、漫画、よく行っているのが仕事とは無関係にスケッチブックにスケッチすること（アーバンスケッチ）です。
スケッチはブログ「A ver com as mãos」（手とともに見る）や展示会や本などで他のアーバンスケッチャーズのグループの一員として公開されています。彼はアーバンスケッチャーズポルトガル [Urban Sketchers Portugal] のメンバーであり、そのブログには2013年から参加しています。
一日のルーティーンを終えたとき、スケッチブックを手にします。そうすることで以前は徐々に消えていっていた瞬間を残すことができるのです。誰から言われるでもなくスケッチブックに描くことで残すのです。自分自身のために描くのであって、ゴールなどはなく、自由なのです。様々な素材を探し求めるのを楽しみ、スケッチブックを通して確認できる可能性や多様性を発見することも好きです。

ブログ: https://avercomasmaos.blogspot.pt