美術館と宮殿

アジュダ宮（Palácio Nacional da Ajuda）

アジュダ宮は、19世紀前半に建てられた新古典主義の宮殿です。

ルイス1世（1838－1889）が王となり、イタリアのサヴォイアのマリア・ピア王女（1847－1911）と結婚してから、ポルトガル王家の住まいとなりました 。

１９１０年の共和国宣言で宮殿は閉鎖されましたが、１９６８年に博物館として再び一般公開されました。２０１８年に、王室宝物博物館の貴重品保管室が設置される西側ウィングの再建を含む建物の再適格性確認作業が始まりました。博物館では現在、ポルトガル王冠宝石を含む１０００点を超えるユニークな作品のコレクションを観覧できます。

現代の再建プロジェクトは宮殿の建築設計に続くもので、設計はジョアン・カルロス・サントスによるものです。

アジュダ国立宮殿は、しばしば共和国の元首による公的セレモニーや厳粛な儀式の場になっています。