芸術と文化
ポルトガルの文化とこの国の地政及び歴史の間には密接な繋がりがあります。ポルトガルは欧州最古の国家であり、その大西洋沿岸という地政が地理上の発見の踏切台になっていました。ポルトガルの文化的遺産はアフリカ、アメリカ、および、アジアの影響を受け、建国以前から定住していた人々により、また当然のことながら、ポルトガル人本来の親しみやすく歓迎的資質によって特徴づけられてきました。
ドウロ (Douro) 渓谷はその景観が見せる美しさと素晴しさゆえに、あっさり「魅惑の渓谷」と呼ばれても当然かもしれません。川が海に流れ込み、ドウロワイン(テーブルワインとポートワイン)が丘陵の中腹で生産、消費されるポルト (Porto) から出発すると、さまざまな方法で世界遺産に登録されたこの文化的景観を知ることができます。車で、電車で、クルーズ船での観光はもちろん、ヘリコプターを使った観光もできます。
緑豊かな山々の中腹に隠れるように存在する石の村はとっておきの穴場。秘境ともいえる場所ですが、快活で親切な地元の人々は訪問者を喜んで迎えます。 ゆったりとした時が流れる幻想的な世界。ここに暮らす人々は、村の歴史を話したり、工芸品やしきたりを紹介したりして、いつも訪問者を温かくもてなします。代々受け継がれてきた郷土料理に舌鼓を打ち、地元の職人の知恵が詰まった、麻や木の手作り品をおみやげにお持ち帰りください。
壁画は、ポルトガルの歴史とアイデンティティを真に映し出す芸術的表現です。全国で展示される各壁画は、1974年4月25日の革命について、芸術を通して知り、文化遺産や観光遺産を探求する機会を訪問者に提供します。都市芸術は常に時代を映し出す鏡であり、4月25日の革命50周年のお祝いを機に、都市は歴史を記憶し、祝福する新たな色彩が加わります。かつて革命期の壁画が獲得した自由を称えるものであったとすれば、今日でも過去と現在を繋ぐ力強い芸術的表現であり続けています。



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